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2008年5月31日土曜日

ちんどん屋とジャコメッティ

きのう、眼差しの話を書きましたが
映画「Tchindon ちんどん」でブーヴィエさんのセリフに
こんなのがあるのを思い出しました。

「ちんどん屋のまなざし、
それはまるでジャコメッティがつくる作品のように
最も還元不可能な地点をじっと見つめている。
どんな他者とも親しくありながら絶対的な孤独にたたずみ
満ち満ちた虚空をみつめているのだ。
『彫刻は悪意だ。
多すぎると思って削り始めると削っても削っても依然として多すぎる。
そして突然少なすぎることに気づく。
それでどんどん加えていくがしかし依然として少なすぎる。
そして突然多すぎると感じる。
決して解決には達しないのだ。-アルベルト・ジャコメッティー』」

これだけ読むと、何じゃろかい?ですが
私が書いたこんな妙なセリフも
監督は、へェ~~!とか、ホォ~~!の映画に仕立てていきますよ。

ね!

ちょっと見てみたくなってはきませんか?!



映画「Tchindon ちんどん」、お楽しみに!!

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